整形外科
整形外科では骨・関節・筋肉・神経など、運動器に関する疾患やけがに対応しています。専門の医師とスタッフが連携し、患者様一人ひとりに最適な治療を提供します。
主な診療内容としては、下記を扱っています。
・骨折、捻挫、脱臼などの外傷
・肩こり、腰痛、関節痛(変形性関節症、椎間板ヘルニアなど)
・スポーツ外傷・障害(靭帯損傷、疲労骨折など)
・骨粗しょう症の診断と治療
・手足のしびれ・神経障害(手根管症候群など)
・リハビリテーション指導
強い衝撃や骨の脆弱化により骨が折れた状態です。高齢者では転倒による大腿骨頸部骨折が多く見られ、若年者ではスポーツや事故による外傷が原因になります。
診断
まずはレントゲンやCT、MRIで骨の状態を詳しく調べます。骨のズレや折れ方、周囲の筋肉や神経の状態も確認します。
骨折の種類や場所、患者さんの年齢・生活スタイルに応じて、以下のような治療を行います。
保存療法(手術をしない方法)
・ギプス固定:骨を正しい位置に戻して、ギプスやシーネ(副木)で固定します。
・安静と経過観察:必要に応じて松葉杖や装具を使い、骨が自然にくっつくのを待ちます。
比較的軽い骨折や、ズレの少ない場合に行います。
手術療法(ズレが大きい・骨がバラバラの場合)
・プレートや髄内釘で固定
・ピンやワイヤーで骨を支える
・人工関節に置き換える
👉手術後は早期からリハビリを行い、機能回復を目指します。
骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。特に女性の高齢者に多く、背骨や股関節の骨折に注意が必要です。
なぜ骨がもろくなるの?
私たちの骨は、常に壊しては作る(骨の新陳代謝)をくり返しています。
しかし、加齢やホルモンの変化などで、骨を壊すスピードが速くなり、作るスピードが追いつかなくなると、骨密度が低下していきます。
特に注意が必要なのは?
・女性の高齢者(特に閉経後)
・痩せ型の方
・運動不足の方
・カルシウムやビタミンDの不足
・ステロイド薬を長く使っている方
診断
・骨密度検査(DXA法):骨の強さを数値で評価します
・血液検査:骨代謝のバランスを調べます
治療と予防
1. 食事
・カルシウム(牛乳・小魚・大豆製品)
・ビタミンD(鮭・キノコ類、または日光浴)
・ビタミンK(納豆・葉物野菜)
2. 運動
・ウォーキングや軽い筋トレで骨に適度な刺激を与えると、骨が強くなります。
3. 薬による治療
・骨の破壊を抑える薬(ビスホスホネートなど)
・骨の再生を助ける薬(テリパラチドなど)
・骨代謝を整える注射薬(デノスマブなど)
手術は、保存的治療(例えばヒアルロン酸注射や薬物治療)が効果を示さない場合に検討されます。主な手術方法には、関節鏡視下手術、脛骨骨切り術、人工関節置換術があり、それぞれに適応、目的、費用、入院期間が異なります。関節鏡視下手術は比較的軽度の症状に対し、膝の痛みを緩和することを目的としています。脛骨骨切り術は、膝の変形を整えることを目的とし、より活動的な生活を可能にすることが期待されます。最も重度の症状に対しては、人工関節置換術が行われ、痛みの大幅な改善が期待できますが、正座や激しい運動が困難になる可能性があります。
関節のクッション機能を果たす軟骨がすり減り、痛みや関節の変形を引き起こす疾患です。加齢や重労働、スポーツによる酷使、外傷後の影響などにより発生し、特に中高年に多く見られます。
症状は進行性で、初期には動作開始時の痛みやこわばりが見られ、中期には膝の腫れや熱感、変形が進み、末期には日常生活に支障をきたすほどの痛みが出ることもあります。
手術は、保存的治療(例えばヒアルロン酸注射や薬物治療)が効果を示さない場合に検討されます。主な手術方法には、関節鏡視下手術、脛骨骨切り術、人工関節置換術があり、それぞれに適応、目的、費用、入院期間が異なります。関節鏡視下手術は比較的軽度の症状に対し、膝の痛みを緩和することを目的としています。脛骨骨切り術は、膝の変形を整えることを目的とし、より活動的な生活を可能にすることが期待されます。最も重度の症状に対しては、人工関節置換術が行われ、痛みの大幅な改善が期待できますが、正座や激しい運動が困難になる可能性があります。
役職 |
整形外科部長 |
専門分野 |
整形外科一般 |
資格 |
日本整形外科学会 専門医 |
役職 |
医員 |
専門分野 |
整形外科(膝関節) |
資格 |
日本整形外科学会 専門医・指導医 日本整形外科学会認定スポーツ医 日本整形外科学会認定運動器リハビリテー ション医 日本人工関節学会認定医 骨粗鬆症学会認定医 関西医科大学健康科学センター研究員 関西Knee Osteotomy研究会世話人 関西学生バスケットボール連盟医科学委員 |
役職 |
医員 |
専門分野 |
整形外科一般 |
資格 |