院内症例発表

ケーススタディ

~ 2年目看護師によるケーススタディ紹介 ~

寿山会では、2年目看護師が成長の一環として、
実際に関わった患者さまの症例を振り返り、
ケーススタディとしてまとめ、
発表する取り組みを行っています。
この症例発表は、看護の質を高め、
より良いケアを提供するために欠かせない学びの機会です。

● ケーススタディとは?
ケーススタディ(事例検討・事例分析・事例研究)とは、患者さまとのかかわりや日々の看護実践について、特定の事例を深く掘り下げて振り返り、理論や根拠に基づいて看護を見つめ直す学びの方法です。

看護師が日常的に行っているケアや判断には、それぞれに意味や背景があります。ケーススタディを通じてそれらを言語化し、体系的に整理することで、自身の看護の質を高め、より専門性のある実践へとつなげていくことができます。

● 目的と意義
看護実践を振り返り、理論や根拠をもとに自らのケアを見つめ直す取り組みです。
「なぜこの援助を行ったのか?」という視点を持つことで、判断力や実践力が養われ、質の高い看護につながります。
看護の過程を言語化・整理することで、自分の強みや課題に気づき、成長のきっかけになります。
症例をまとめ、他者に伝えることで、責任感や自信が芽生えます。
こうした積み重ねが、専門職としての基盤となり、自立した看護実践へとつながっていきます。

~ 寿山会2年目看護師の取り組み目標 ~

患者さまの全体像を捉える力

個別性に配慮したケアプランの立案

退院後の生活を見据えた支援

多重業務の中でもケアの優先順位を考え行動する力

委員会活動などチームの一員としての役割を果たすこと

この症例発表は、看護の質を高め、より良いケアを提供するために欠かせない学びの機会です。

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