– 設備概要 –
早期発見は健康への最短距離です。喜馬病院は最先端の検査機器を備えています。
徹底した検査を行うことによって、 不安を解消していただきたい。それが、私たちの願いです。
● MRI
当院では国内最大級の磁場強度である 1.5T(テスラー)超伝導MRI装置を導入しており、全国の大学病院に設置されているものと同等クラスの装置です。
その磁場強度が増すことにより、空間分解能が増して、より細かい箇所まで観察ができ、検査時間を短縮して患者さまの負担を軽減する事が出来るわけです。
MRI は、放射線を使用せずに体の断面写真を撮影する事が可能で、体に無害な検査です。
又、撮影データを解析する事により、造影剤を使用する事なく、
MRアンギオや MRミエロなどの画像解析を行う事が可能です。
また、他院からの検査依頼にも対応しています。
● 16列マルチスライスCT
これまでの CTスキャナと比較して、検査時間が短時間で済み、X線被爆量が低減でき、造影剤使用量を大きく低減できるようになりました。
また、3次元画像処理によって、鮮明で高精度な 立体表示が可能となりました。
内視鏡が入り込めない部分も精密に検査が可能です。短時間での撮影が可能ですので、息止めの苦しさからも開放されます。(胸部30センチを約7秒で撮影が可能です。)
● DSA (血管造影用 X線装置)
脳血管、肺、心臓、肝臓、四肢など、全身のあらゆる血管を観察することが可能で、骨に重なったり、囲まれた血管でも、画像処理で骨の部分を取り除いて、造影剤の入った血管だけを撮影できます。
● 内視鏡
内視鏡とは、外から見えない身体の中を、先端にレンズのついた管を差し入れて観察し、場合によっては処置・治療をする医療機器です。内視鏡は時代とともに進化し、当院ではその先端技術を利用した電子内視鏡を採用しています。
その電子内視鏡とは、ファイバースコープの先端部に超小型CCDカメラを搭載し、胃や腸内などの様子をモニター画面に映し出す医療器具です。鮮明な高画質デジタル画像により肉眼診断に近いレベルで正確な診断が行えます。
・ レーザー光源搭載の新世代内視鏡システム『LASEREO(レザリオ)』
最新のレーザー内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」を新規導入いたしました。
レーザー制御技術と独自の画像処理技術を組み合わせることで従来の機種よりも高画質でより精度の高い診断が可能になります。
従来の電子内視鏡において判別しにくかった表面模様等の形状変化や色調の微妙な変化を捉え、術者が診断しやすい画像に強調・処理する機能により、がんなどの病変部の視認性が大幅に向上しました。
・ 経口電子胃内視鏡
胃カメラ(内視鏡)を口から入れる従来の内視鏡で、胃内部の状態を見るための機器です。 カメラがとらえた画像はデジタル情報として保存されるので、より綿密な分析が可能になりました。
・ 経鼻的電子胃内視鏡
胃カメラ(内視鏡)を口からではなく鼻から入れることで、検査中に医師と会話が出来るほど楽で安全な胃内視鏡検査が可能となりました。
当院では先端部径約5.9mmという極細スコープを採用していますので、
みなさまのご負担が大きく軽減されております。
・ 電子大腸内視鏡
胃カメラと同じような屈曲自在なスコープを肛門から挿入し、直腸から盲腸まで、大腸全体を精密に検査できます。
・VE(嚥下内視鏡)
鼻から直径3.5ミリ、長さ35cmの軟性鏡を手元のレバーで操作し、内視鏡の先端を曲げ、飲み込みの状態を観察・評価する検査です。持ち運びが出来るため、ベットサイドや在宅・施設への往診にも対応可能です。
・ 腹腔鏡
従来の外科手術ではメスでおなかを切るイメージでしたが、この腹腔鏡を利用することにより、症例によっては小さな穴を 数ヶ所あけるだけで手術が可能となりました。 傷跡が目立ちにくく、痛みも少なく、術後回復も早くすみます。
※内視鏡外科センターの特設サイトが開きます。
・ 関節鏡
この関節鏡を利用することによって、関節付近を大きく切らなくても、小さな穴を数ヶ所あけるだけで精密に検査ができ、 手術も可能になります。
傷跡も目立ちにくく、痛みも少なく、早期にリハビリも開始でき、術後の早期回復が期待できます。
● デジタルX線撮影装置
電子制御を行っているため、これまでのX線撮影装置とは異なり、X照射量が減少するといわれています。それに加えて、非常に短時間で鮮明な画像として扱えるので、素早い診断にもつながります。
● エコー(カラードップラーエコー)
エコーは超音波を利用して人体の深部を画像化させる装置で、 その装置を用いたエコー検査では 主に肝臓、胆道系、膵臓、腎臓、脾臓、虫垂炎、乳腺、甲状腺、関節などを観察できます。
これにより胆石や腹水も発見できます。
また、当院が採用しているカラードップラーエコーは、心臓内の血液の流れを
見ることもでき、精度の高い診断が可能となっています。
● 動脈硬化測定器
上腕と足首の血圧の差を測定し、その度合いによって血管の狭窄の程度を調べ、動脈硬化症の診断に役立てます。
メタボリック症候群や生活習慣病の診断に利用されます。
● 骨量測定
骨がもろくなり骨折しやすくなる骨粗鬆症の発見や、その治療効果の判定に利用されます。
● 重心動揺計
平衡機能の障害を客観的に評価することができます。立っている時の体の揺れの具合を調べ、その揺れの特徴を解析することによって障害部位を推測します。
● 筋電図
神経や筋肉の機能を調べる検査で、主に感覚の麻痺、筋力の低下、意図しない不随意運動の検査などに利用されます。